視線の心理

昔から「目は口ほどにものを言う」といわれています。
そのため意中のお相手が何を考えているのか、自分のことをどのように思っているのかに関して視線における心理をある程度把握しておくと脈あるか、また脈なしか等を判断する際に役立ちます。

下を向いている時にはネガティブな時が多い

会話の最中やその他のタイミングでお相手が下を向いている時には、このような視線からなんとなくネガティブな気分になっていることがうかがえます。
つまらないといった感情をはじめとして、その他にも悲しいことがあったときやその場にいるのが辛い時など様々です。
ポジティブな感情ではなく、ネガティブな感情を持っていることが多いので優しく声をかけることや様子を見ながらしばらくの間そっとしておくなどといった対処が良いでしょう。

無理につまらないの?などと声をかけてしまうと、お相手のネガティブな気持ちに拍車をかけてしまうことがあります。
自分のネガティブ気持ちに気がつかれてしまったと気を使わせることがないように自然に接しましょう。

興味を持つと瞳孔が大きくなる

私たち人間は興味のある出来事に対し、瞳孔が大きくなると言われています。
これは自ら具体的に知りたいと思ったりする心理から現れる現象のようですが、これを覚えておくと良いでしょう。
お相手とトークをしている時に相手の瞳孔が大きくなるようなことがあれば、自分に興味を持っている、もしくは自分のトークに興味を持っているということになります。

そのため関連性のあるトークを続けるといった方法や好意をもたれていると言った判断につながるでしょう。
さらには、身を乗り出すような行動があれば興味を持つ度合いも深いと言われているため、このような部分も判断材料になってくれます。
自然と一緒についてくる行動についても細かくチェックしてみると相手の気持ちを察知しやすくなります。

目を合わせず他の場所ばかり見ている

最初に記述したネガティブなイメージを持つ感情を持っていると言ったうつむき加減ではなく、話をしているのに目を合わせることがなく、スマホやその他外の景色などに目を向けているのであれば、残念ながら脈なしといえるのかもしれません。
トークがつまらないと感じていたり興味がなく、どうでも良いと思っていたりすることの現われです。

もちろんここで記述した視線の心理というのは全てが該当するわけではありませんが、多くの場合で無意識に現れてしまうものですから覚えておいて損はありません。
ただし、このような部分を自分の中の知識として持っていても、それをお相手に直接言ってしまうようなことは避けましょう。
「下を向いている時はネガティブな感情があると言われるけど、今どんな気分なの」などと聞いてしまえばデリカシーがなく、相手の気持ちを全く考えていないことになってしまいます。