【コラム】結婚指輪に「ダイヤモンド」を使わない理由は?

結婚というイベントに相応しいダイヤモンド

昭和の時代から、男性が女性にプロポーズをする際に必要となる「婚約指輪」には
「ダイヤモンドの指輪」が定番とされてきました。これは主に、ダイヤモンドが
「変わらぬ愛」という意味の石言葉を持っているためです。

自然界の中で、最も硬い鉱石に相応しい石言葉であり、
結婚というイベントにぴったりという理由で、婚約指輪の宝石は、
今もなおダイヤモンドが定番とされているのです。

ペアリングにもダイヤモンド

これに対し、結婚式で新郎新婦が互いに交換しあう「結婚指輪」には、
ダイヤモンドや宝石が付いていないシンプルなデザインの指輪が好まれます。
一体どういうことでしょうか?

それは、結婚式の後にも、結婚指輪を付けるカップルが多いためです。
日常的なファッションとして指輪を装着するのであれば、
あまりハデにならない控えめなデザインが好まれるのは当然でしょう。

そのため結婚指輪のデザインは、プラチナリングやゴールドリングのように
素材のみでも美しい結婚指輪がスタンダードです。しかし昨今は、
プラチナやゴールド素材の指輪に、極小のダイヤモンドを
いくつも配列した結婚指輪なども人気を集めています。

ちりばめられた宝石の美しさを堪能することもでき、生活や仕事中でも
邪魔になりません。優美さと機能性を併せ持った指輪と言えるでしょう。
結婚指輪を扱う専門店でも、様々なメーカーからリリースされた
ダイヤモンド付きの結婚指輪を選ぶことができます。

二人だけの結婚指輪を選ぼう

ちなみに、金属アレルギーの人に向けて、木製の指輪や
メノウやヒスイのような石を削って作った指輪なども多く、
予算やデザインに加え、体質に合わせた指輪選びを行うことも可能です。

合コンや街コンを経て、めでたく結婚という運びに相成った時は、
二人にぴったりの結婚指輪を吟味してみてはいかがでしょうか?

参考:結婚指輪(マリッジリング)|ポンテヴェキオ